国内初 NIST sUAV-STM Test site & Administrator認定

弊社ドローンワークシステムがNIST sUAV-STM Test site認定され,弊社代表(他2名)が Administrator認定されたことによりNIST sUAV-STMの評価試験を弊社で行うことが可能となりました。NIST sUAV-STM Test site認定されることとAdministrator認定されることは国内初となります。

NIST sUAV-STMとは

NIST sUAV-STM とは
米国国立標準技術研究所(NIST)で開発されている小型無人航空機(sUAV/ドローン)の標準性能試験法(STM)
NIST=(National Institute of Standards and Technology:NIST)
STM=Standard Test Methods
sUAV=small Unmanned Aerial Vehicle

Administratorとは

NISTのSTMプロジェクトでは、評価試験実施のための資格を下記のように設けています。
Administrator:試験を実施することができる資格。

標準性能試験法(STM)は米国の研究機関で試験方法が研究され
主に消防・防衛関連の災害時の訓練手法として活用され
機体性能の確認以外に、それらを活用する操縦士の技能訓練の評価法として取り入れられています。
NIST/ASTMドローン試験(STM)の評価試験は誰でも活用することは可能ですが
Administrator資格がない者による評価試験結果は、
標準に沿って正しく評価試験が行われていることを保証できないため認定不可となっております。

主な試験方法

ドローンのシステム機能と、正確な着陸、垂直上昇、直線および水平飛行を含む
5つの基本的な操作を実行するパイロットの習熟度の両方を定量的に測定し、
遠方から物体を特定するための円軌道や、近距離検査を行うためのスパイラル操作など
5つの機能テスト方法があります。

1.Position:指定場所を正しく飛行
2.Travers:大きく周回飛行
3.Orbit:目標物の周りを小さく周回飛行
4.Spiral:目標物の上空を旋回飛行
5.Recon:指定位置まで長距離飛行

評価シート

試験環境や操縦士、採点表が掲載されてます
・飛行場所(室内・屋外)
・時間(昼間・夜間)
・目視内・目視外
・風速・飛行時間・操縦士・採点者・飛行機体・操縦モード等 記載

評価シートとして「NISt sUAV-STM IRS公式レポート」の発行を行っております

今後

今後NIST sUAV-STMを活用した取り組みを行っていきますので情報公開まで今しばらくお待ちください。

DWS過去記事
https://d-w-s.co.jp/news/1709