EGL49J-R1型(ドローン)が国土交通省の“無人航空機第二種型式認証”を取得いたしました

重量物運搬を目的として古河産業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤啓真)と共同開発した無人航空機『DroneWorkSystem 式 EGL49J-R1 型』の第二種型式認証を2024年3月29日付で国土交通省より受けました。
無人航空機の第二種型式認証の取得は、国内で3件目となります。

令和4年 12 月5日の改正航空法の施行により、無人航空機の型式認証制度が開始されました。
改正航空法に基づき、登録検査機関である一般財団法人 日本海事協会による安全基準等への適合性の検査が行われ、今回の認証取得に至りました。

型式認証とは?
無人航空機の機体の設計及び製造過程が安全性及び均一性に関する基準に適合することについて検査を行う制度のことです。

第一種型式認証:レベル4飛行(第三者上空の飛行経路下に立入管理措置を講ずることなく行う特定飛行
(人口集中地区上空、夜間、目視外等での飛行))を目的とした型式に対して行うもの

第二種型式認証:立入管理措置を講じた上で行う特定飛行を目的とした型式に対して行うもの 

参考:登録検査機関とは、無人航空機の機体の安全性を担保する機体認証及び型式認証に係る検査事務を実施することができるものとして国の登録を受けた機関のこと。 

管轄:国土交通省 航空局 安全部 航空機安全課

●DroneWorkSystem式EGL49J-R1について
機体外寸:[全長]1760mm × [全幅]2020mm
     [高さ]820mm
最大離陸重量:90kg
最大積載重量:49kg
最大飛行速度:10.0m/s(36km /h)
最大飛行時間:6分(最大積載重量時)

国土交通省からもプレスリリースが発行されていますので、以下ページよりご確認いただけます。
https://www.mlit.go.jp/report/press/kouku11_hh_000123.html

古河産業株式会社と協業し設立した“日本ドローン搬送協会”では、現在開発/運用/安全管理/オペレータ育成を一体化したソリューションを確立。主としては中山間区域における重量物運搬業務サービスを提供しています。
この度 EGL49J-R1型(ドローン)が国土交通省の“無人航空機第二種型式認証”を取得したことは、離陸重量25㎏以上の機体として国内初であり、今後の中山間区域における飛行安全性向上に貢献できます。

引き続き各ご要望にお応えてきる機体の開発・製造を行えるよう精進して参ります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。